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身長164センチのプロ野球選手、西武・滝澤夏央の矜持 「低くてもやれるという姿を見せることが自分の使命」 (4ページ目)

  • 中島大輔●文 text by Nakajima Daisuke

 滝澤にとって大きな転機となったプロ4年目。オールスターにも監督推薦で選ばれ、その先も期待される。たとえば、いつか日の丸を背負って晴れ舞台に滝澤が立てば、大きな歓声が送られるに違いない。

「正直なところ、自分は日本を背負って戦うとかは、ちょっと僕にはできない。まだまだそんなレベルじゃないですね」

 今はまず、西武で足場を固める段階だ。

「そうですね。もっと頑張らないと......ですね」

 シーズン前半に比べ、打撃成績が落ちてきている事実は滝澤自身が最も受け止めている。今季大きく感じられ始めた自らの可能性を最大限に膨らませるために、まだまだ挑戦を続けていく。

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