金子侑司が12年の現役生活ですごいと思った投手&打者ベスト3 「この球は一生打てない」 (3ページ目)
── 3人目は誰になりますか。
金子 同い年のアサ(浅村栄斗/楽天)ですね。西武時代はチームメイトで、僕より4年早くプロ入りしました。寡黙なところがあって、打ち解けるのに3年くらいかかった気がします(笑)。
── 浅村選手のすごさは具体的にどんなところですか。
金子 最近少なくなってきた、まさに"右の強打者"という感じです。打っている姿がカッコいい。アサもギータさん同様にマン振りして、本塁打王2回、打点王2回と長打力と勝負強さを兼ね備え、逆方向にも打てる。今季通算2000安打を達成しましたが、心から祝福したいですね。
つづく
金子侑司(かねこ・ゆうじ)/1990年4月24日生まれ、京都府出身。小学生時代にラグビーと並行して野球を始め、中学時代は硬式野球クラブチームの京都嵐山ボーイズに所属し、両打ちに挑戦。立命館宇治高に進学後は遊撃手として高校2年春からレギュラーとなり、高校通算20本塁打。立命大でも1年春からリーグ戦に出場し、3年時に大学日本代表に選出された。2012年ドラフト3位で西武に入団。1年目から開幕スタメンを果たし、初打席初安打を記録。16年、19年に盗塁王のタイトルを獲得。24年シーズンを最後に現役引退。引退後は野球解説者をはじめ、野球教室のコーチを務めるなど精力的に活動し、25年にはジュエリーブランド「KANOA jewelry」を立ち上げ、経営に携わっている
フォトギャラリーを見る
3 / 3