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秋山翔吾の後継者争いに突如現れた西武の新星・若林楽人とは何者だ? (3ページ目)

  • 安倍昌彦●文 text by Abe Masahiko
  • photo by Koike Yoshihiro

 そのメールで本来の自分を取り戻したのか、めでたくプロ初安打を放ち、長いバットマン生活のスタートを切った。

 ここまでは順調なプロ生活を送っている若林だが、西武の外野定位置争いは熾烈を極めている。過去盗塁王2回の金子侑司をはじめ、昨シーズン前半にブレイクした川越誠司、鈴木将平、さらに6年目の愛斗も急成長し、4年目の高木渉の評価も高い。

 この先もハイレベルなポジション争いは続くだろう。この競争に勝って、不動のレギュラーとなった時、初めて本当の意味での「秋山の後継者」となる。ただ、その位置にもっとも近い選手が若林であることは間違いない。

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