2019.03.28

4人の解説者がパ・リーグ順位予想!
本命は全員同じ。では対抗馬は?

  • スポルティーバ●文・写真 text&photo by Sportiva

2019年プロ野球順位予想~パ・リーグ編

 いよいよプロ野球が開幕する。昨年のパ・リーグ覇者の西武は、菊池雄星、浅村栄斗という投打の軸が移籍し、2年連続日本一に輝いたソフトバンクは大きな補強もなく、主力にケガ人が続出するなど不安を抱えている。一方、日本ハムは金子弌大、台湾プロ野球で2度のシーズン4割を達成した王柏融(ワン・ボーロン)を獲得するなど補強に成功。楽天も浅村を獲得し、オリックス、ロッテは若手の成長著しい。混戦が予想されるパ・リーグを制するのはどのチームなのか。4人の解説者にパ・リーグの行方を占ってもらった。

オリックスから日本ハムに移籍した金子弌大。起用法にも注目が集まる◎齊藤明雄氏

1位 ソフトバンク

2位 日本ハム

3位 西武

4位 オリックス

5位 ロッテ

6位 楽天

 優勝争いはシーズン終盤までもつれると思いますが、最終的に選手層の厚さでソフトバンクが勝つのではないかと思います。中村晃、リック・バンデンハークが離脱し、デニス・サファテも調子が上がってこないなど不安もありますが、このチームは代わりに出てくる選手がしっかり仕事をする。それに選手個々が勝つために何をすべきかをわかっています。隙がないチームです。

 そのソフトバンクの対抗馬に挙げたいのが日本ハム。今年ブレイクを期待していた清宮幸太郎のケガは痛いですが、投打のバランスがいい。昨年も大谷翔平、増井浩俊、大野奨太というチームの中心選手が抜けてもAクラスに入ってきた。栗山英樹監督の試合運びのうまさもありますが、育成という部分において他チームを引き離している。そういう部分の強みはありますね。

 3位以下は混戦になると思います。昨年パ・リーグ覇者の西武は菊池雄星、浅村栄斗という投打の軸が抜け、大幅に戦力ダウンしました。それに昨年からの課題であるリリーフがいまだ整備されていない不安もあります。打つほうに関しては、秋山翔吾、山川穂高を中心に実績のある選手がいるのでそれほど心配はいらないですが、投手陣は厳しい。今井達也あたりが15勝してくれれば、優勝争いに加わってくるかもしれませんが……。

 4位に予想したオリックスは不気味な存在です。足を使える選手が多く、中軸は吉田正尚、ジョーイ・メネセスがいい。金子弌大、西勇輝の二枚看板が抜けた投手陣は苦しいですが、山本由伸など若手が成長している。未知数な部分が多く、この順位にしましたが、上位に入ってくるだけの力は十分にあると思います。

 ロッテは発展途上のチームです。野手はだいぶ若手が出てきましたし、競走が激しくなってきました。徐々にではありますが、選手層は厚くなっています。

 楽天は、則本昂大の離脱がなければもう少し上でもよかったと思うのですが、あまりにも痛い。藤平尚真や安樂智大あたりが一本立ちしてくれれば面白いチームになるのですが、まだそこまでは……という印象です。