WBCは次回も盛り上がるのか。
カギを握るMLBコミッショナーの自信 (4ページ目)
アメリカの主要プロスポーツリーグは収益性が重視され、それはメジャーリーグも例外ではない。マンフレッド氏もさまざまな施策を打とうとしているが、ビジネスを前提としているのは間違いない。「金儲け」と言われればそれまでだが、しかし金儲けをするためには当然ながら"商品"が充実していなければならない。
WBC自体が直接的にメジャーリーグに大きな収益をもたらすことはないかもしれないが、間接的には世界からメジャーリーグへの関心を呼び込む"窓口"になる可能性は十分に秘めている。
マンフレッド氏は、現在58歳。順調にいけばこれから10数年はコミッショナーの座に居続けられるだろう。その間に、どれだけWBCという大会を世界的なものにしていけるのか。ある意味、通常のメジャーリーグよりも伸びしろの大きい大会をどう拡大し、成長させていくのか、彼の手腕に注目していきたい。
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