2016.12.08

巨人は世界4位、阪神は6位…。
プロ野球の観客動員数で日本は大健闘

  • 阿佐智●文 text by Asa Satoshi
  • photo by Kyodo News

 NPBトップの巨人は、セントルイス・カージナルス(4万2524人)、トロント・ブルージェイズ(4万1880人)に続く4位で、同じジャイアンツのサンフランシスコ(4万1546人)を上回っている。

 そして6位の阪神までが1試合平均で4万人を超え、そのあとはアメリカのビッグマーケット球団が並ぶ。名門のニューヨーク・ヤンキースはチームの低迷もあって4万人の大台を割り込んだ(3万7819人)。

 そのヤンキースと同じくア・リーグ東地区の名門ボストン・レッドソックスは3万6486人で10位だが、本拠地・フェンウェイパークの収容人数が3万7949人ということを考えると、毎試合ほぼ満席状態だったことがわかる。

  以下、17位のワシントン・ナショナルズ(3万0641人)までが3万人オーバーで、広島は18位、日本ハムが19位。また、成績不振で観客動員でも苦戦が続いているイメージが強い中日も、実は2万8991人で21位につけている。

 また、MLBア・リーグのチャンピオン、クリーブランド・インディアンスは、なんと日本のプロ野球最下位のロッテを下回る1万9650人。メジャーの強豪チームなのにずいぶん少ないと思えるが、これは人口が大きく関係している。クリーブランド市の人口は40万人弱で、ロッテの本拠地がある千葉市(97万人)の半分以下。そう考えると、野球に対するファンの密度はアメリカの方がはるかに濃いのがわかる。