日本ハム移籍「眠れる大砲」大田泰示に、
9年目の大爆発は起きるのか (4ページ目)
また、栗山英樹監督は長打力に期待を寄せ、長距離砲として大田を生かしていこうという一貫した考えを示している。大田は自らのスタイルに迷うことなく、ストロングポイントを伸ばしていくことができる。
さらに、セ・リーグに比べ、パ・リーグの投手は力勝負を挑むことが多い。直球に振り負けることが少ない大田にとっては、これも好材料だ。
トレードが決まった直後は戸惑いもあったが、すぐに気持ちは切り替わった。大田は力強くこう言い切った。
「球団は変わるけれど、野球をすることに変わりはない。レギュラーを取って、チームに貢献することが僕たちの仕事。とにかく、外野のポジションを取る。取ったら、手放さないように、結果を出し続けることが大事」
貪欲に第二のプロ野球人生を歩んでいく。
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