ドラフトまで1カ月。
セ・リーグ6球団別「必要なのはこの選手」 (3ページ目)
■阪神
都立出身で初のドラフト1位を目指す桜美林大の佐々木千隼 新聞で「鳥谷敬の後釜、獲得急務」というような記事を目にしたが、それよりもまずやるべきことは投手陣の再編成だろう。特に今季崩壊したリリーフ陣の補強は待ったなしである。
これまでのところ田中正義(創価大)の1位指名が噂されているが、個人的には佐々木千隼(桜美林大)が面白いと思う。ストレートとスライダーが勝負球として使える投手だし、先発、リリーフどちらに配置しても高い適性を発揮するだろう。
佐々木が獲れないとなると、京田陽太(日本大)か吉川尚輝(中京学院大)を、ポスト鳥谷を視野に入れた"次期ショート"として獲得しておいて、2位以降にリリーフで使える即戦力投手を指名するのもありだ。
球に勢いのある田村伊知郎(立教大)でもいいし、今の阪神にはサイドハンドのリリーフ投手が見当たらないから、水野洸也(東海大北海道)あたりも候補に挙がっていい投手だ。
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