2016.08.19

パ・リーグのエースたちが語った
「打者・大谷翔平の恐ろしさ」

  • 島村誠也●文 text by Shimamura Seiya
  • 小池義弘●写真 photo by Koike Yoshihiro

 投手だけでなく打者・大谷翔平(日本ハム)が、いよいよすごいことになってきた。「二刀流」の宿命で規定打席こそ到達していないが、ホームランはパ・リーグ5位タイの18本。打率も.346とハイアベレージを記録している(成績はすべて8月17日現在)。はたしてパ・リーグの投手たちは、”打者・大谷”をどう見ているのか。以下、2つの質問を用意し、他球団の投手たちに聞いて回った。

Q1.打者・大谷翔平の印象を聞かせてください。

Q2.自分が登板する試合で、相手にするのが「打者・大谷」と「投手・大谷」なら、どちらがチームの勝利に近づく確率が高いと思うか。

ここまで自己最多の18本塁打を放っている大谷翔平石川歩(ロッテ)

 今シーズンは「打者・大谷」に対して2打数0安打に抑えている。ここまで石川は、勝利数、防御率ともにリーグトップの成績を残している。

A1.昨年はインコースとアウトコースを使えば抑えられたので、そこまで気にするほどの打者ではなかったのですが、今年はインコースも強く振ってくるようになっています。外の変化球もうまく打ちますし、インコースのボールも強い打球が打てる。しっかり投げきらないと危ない打者になっています。

A2.「投手・大谷」の方がいいです。大谷くんと投げ合ったときはなぜか負けてないですし……。もちろん厄介な打者ではあるんですが、僕としては”投手”に打たれるのがそもそも好きじゃないんです(笑)。