2016.02.25

じつは守備の名手。巨人・亀井善行がスローイングを熱く語る

  • 寺崎敦●文 text by Atsushi Terasaki
  • photo by Kyodo News

 ペナント奪還への第一歩となった読売ジャイアンツの宮崎キャンプ。新外国人ギャレット、ドラフト2位ルーキー重信慎之介の加入で、昨年にも増して外野手のポジション争いが激化するなか、熱い闘志を内に秘めるように黙々と練習に打ち込む選手がいた。

 亀井善行外野手、33歳。昨年は109試合に出場し、7月には巨人の「第84代・4番打者」としての重責も担った。今季は入団前から憧れの存在だった高橋由伸新監督のもと、新たなシーズンを迎える。過去には自主トレに帯同させてもらったこともある新指揮官に、亀井選手のどこをアピールするのか。話してみると、意外なセールスポイントが浮上してきた。

打撃だけでなく、ぜひ守備も見てほしいという亀井善行── 新体制となった今年のキャンプ、昨年との違いはどのようなところでしたか?

「緊張感や競争意識が強いというのは昨年も同じだったのですが、今年は『個々のレベルを上げることを重要視するように』と監督に言われていました。そのなかで自分自身、明るく楽しくできたと感じています。ここから実戦に入っていくとまた変わってくるんでしょうけど、現状ではいい雰囲気ですね」

── 高橋監督は、亀井選手にとって、お世話になった先輩でもありますね。

「監督は僕が入団する前からすでにスーパースターでしたし、憧れの存在でしかなかった。その方と11年間も一緒にプレーさせてもらって、ずっと背中を追い続けてきた人なので、いまだに尊敬の一言しかありません。きっと、ものすごい覚悟で監督に就任されたと思うので、僕らも監督1年目から絶対優勝しなきゃいけないなという気持ちがメチャクチャ強いです」