【MLB】米野球殿堂博物館に展示されたイチロー、野茂英雄、大谷翔平らのお宝グッズ なぜか鈴木啓示、梨田昌孝のボブルヘッド人形も... (3ページ目)
今回殿堂入りを果たした(左から)ビリー・ワグナー、イチロー、CC・サバシア photo by Getty Imagesこの記事に関連する写真を見る 殿堂入りというのは、イチローらの顔が彫られた額が殿堂ホールに設置されることでもある。346人の額がずらりと並ぶホールには、今回の5人のスペースがすでに確保されていた。額の土台にはそれぞれ、記者投票で選ばれた3人のサインが記されていた。
クラーク・スポーツセンターでのスピーチが終わると、無料のシャトルバスでファンは続々と野球殿堂博物館へ。掲額の瞬間を見ようというわけだ。スピーチの開始が1時間遅れた関係で、額の設置も1時間遅れとなり、7月27日の午後7時ごろに始まった。
ホールを埋めたファンの前に、野球殿堂博物館のインターンが額を持って現われ、額を掲げてファンに披露する。イチローの額を持って登場したのは、日本人インターンの梶田健次郎さん。イチローの額を掲げると、拍手と歓声が沸き起こった。その後、額は予定のスペースに固定され、イチローは米球界のレジェンドとなった。
(文中敬称略)
著者プロフィール
山﨑惠司 (やまざき・えいじ)
1955年生まれ、大阪府出身。1979年共同通信社に運動記者として入社。1993年から約3年間、ニューヨーク支局勤務。プロ野球を中心に、米プロスポーツなど多種多様なスポーツイベントの取材経験を持つ。2025年6月退社、70歳。
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