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ヒロド歩美がMLB現地取材で体感した日本人選手へのえげつない注目度 子どもたちの大谷翔平人気を実感 (5ページ目)

  • 堤 美佳子●構成 text by Tsutsumi Mikako
  • 能登 直●撮影 photo by Noto Sunao(a presto)

【MLBで活躍する日本人スタッフも】

 さらに、サンフランシスコ・ジャイアンツには、植松泰良さんがクオリティ・コントロール・コーチとして活躍しています。学生時代にインターンとして球団に携わり、努力を重ねて今のポジションをつかみました。

 上松さんは「自分みたいにプロ経験がなくても、こういうかたちでメジャーリーグに関わることができる。もっと日本人スタッフが増えてほしい」と話していました。日本人スタッフは勤勉で真面目という評価を受けているそうで、上松さんもその期待に応えてきたからこそ、今があるのだと思います。

 さまざまなルートでメジャーリーグに挑戦する日本人選手やスタッフが増えているのは、本当にすばらしいことだと思います。私自身、アメリカへ行って、日本人としての誇りやうれしさを感じました。

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<プロフィール>
ヒロド歩美 ひろど・あゆみ/1991年10月25日生まれ。兵庫県宝塚市出身。早稲田大学国際教養学部卒業後、2014年に朝日放送テレビ(ABCテレビ)入社。2016年に『熱闘甲子園』のキャスターに就任。その後は『サンデーLIVE!!』『芸能界常識チェック!〜トリニクって何の肉!?〜』『芸能人格付けチェック』などに出演。2023年からフリーとなり、現在まで『報道ステーション』のスポーツキャスターを務めている。

著者プロフィール

  • 堤 美佳子

    堤 美佳子 (つつみ・みかこ)

    ライター・編集者・記者。1993年、愛媛県生まれ。横浜国立大学卒業後、新聞社、出版社を経てフリーランスとして独立。ビジネス誌を中心にインタビュー記事などを担当。学生時代は埼玉西武ライオンズ一筋で、現在はラグビー観戦にハマりつつある。

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