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ナ・リーグ頂上決戦。
メジャー最高勝率カブスに前田健太が挑む (5ページ目)

  • 福島良一●解説 analysis by Fukushima Yoshikazu
  • photo by AFLO

 カブスの先発投手陣は、サイ・ヤング賞投手のジェイク・アリエッタ、絶好調のジョン・レスター、最優秀防御率のタイトルを獲ったカイル・ヘンドリックス、プレーオフの経験豊富なジョン・ラッキーと、実に豪華な顔ぶれです。対抗するドジャースの先発投手陣、カーショウと前田投手に次ぐのは、ディビジョンシリーズの第2戦と第5戦でともに早々に降板したリッチ・ヒルと、今年デビューした20歳のメキシコ出身左腕フリオ・ウリアス。カブスと比べると、見劣りするのは否めません。

 ドジャースがカブスに勝つためには、先発陣が早々に崩れずにゲームを作り、最後まで接戦に持ち込むことです。すべて1点差勝利でディビジョンシリーズを制した粘り強いプレーで勝負するしかありません。はたして、ワールドシリーズの舞台に進むのは、71年ぶりのカブスか、28年ぶりのドジャースか――。

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著者プロフィール

  • 福島良一

    福島良一 (ふくしま・よしかず)

    1956年生まれ。千葉県出身。高校2年で渡米して以来、毎年現地でメジャーリーグを観戦し、中央大学卒業後、フリーのスポーツライターに。これまで日刊スポーツ、共同通信社などへの執筆や、NHKのメジャーリーグ中継の解説などで活躍。主な著書に『大リーグ物語』(講談社)、『大リーグ雑学ノート』(ダイヤモンド社)など。■ツイッター(twitter.com/YoshFukushima

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