235万円の高級シャンパンを開けるMLB屈指の高給取り
★アメスポ事件簿179★
2010年、飛び級でメジャーデビューを果たし、わずか数年で球界屈指のスラッガーと呼ばれるまでに成長したマイアミ・マーリンズのジャンカルロ・スタントン(25歳)。メジャー5年目の2014年シーズンはホームラン37本を放ち、自身初の本塁打王に輝いた。その年に最も活躍した打者に贈られるハンク・アーロン賞も受賞し、シーズンMVP投票で次点となるなど、スタントンの評価はうなぎ上り。その結果、今オフにマーリンズは北米プロスポーツ史上最高額となる総額3億2500万ドル(約373億7500万円)+出来高の13年契約で、25歳の若きスラッガーを引き留めた。
メジャーを代表するスター選手の一員となったスタントンは、それを祝してパーティーを主催。マイアミ市内の高級クラブを貸し切ると、世界に60本しか存在しない1本2万ドル(約235万円)の高級シャンパンを豪快に開けたという。
2015年シーズンの年俸は650万ドル(約7億6500万円)だが、年々上がっていき、最高額は3200万ドル(約37億6700万円)に達する契約のスタントン。格安に思える今季の年俸ですら、1本235万円の高級シャンパンの325倍と考えれば、果てしない金額である。