2014.04.27

このままでは終わらない。
田中将大にリベンジ誓うメジャー打者の恐怖

  • スポルティーバ●文 text by Sportiva
  • photo by Getty Images

 メジャー1年目、ニューヨーク・ヤンキースの田中将大が順調なスタートを切った。ここまで(4月26日現在)4試合に登板して、3勝0敗、防御率2.15。辛辣なことで知られるニューヨークメディアも大絶賛するほどの活躍ぶりである。現役時代は日米で活躍し、現在、野球解説者の吉井理人氏は次のように語る。

4月22日(現地時間)のレッドソックス戦でオルティス、ナポリに連続ホームランを浴びた田中将大。

「ボールやマウンドにもしっかりと対応し、自分のピッチングができています。さすが、日本で24連勝したピッチャーですね。ただ、ここまで4本のホームランを打たれているように、メジャーの打者のレベルの高さを感じていると思いますよ」

 昨年、田中は28試合に登板して打たれた本塁打はわずか6本だった。しかし、メジャーではここまで4試合に登板し4本塁打と、1試合1本ペースで被弾している。

「田中がホームランを打たれた球は、確かに甘い球でした。でも、日本ならホームランにはならなかった球です。それにメジャーでは1番から9番まで一発のある打者が揃っています。"投げミス"をするとやられてしまうということを痛感しているんじゃないですか」

 そして吉井氏はメジャーの打者について、自らの経験をもとにこんな話をしてくれた。

「オープン戦では空振りやファウルを取れていたボールでも、シーズンになると打者はしっかりと捉えてきます。それに日本に来る外国人選手はインコースをうまく捌けないバッターが多いのですが、メジャーの打者はそこもしっかり対応してきます。特に、一流の打者は自分の狙っていないボールが来ても対応できてしまう。パワーばかりに目がいってしまいますが、彼らの技術の高さは相当なものです」