【MLB】ジョー・トーリの娘が転落した子どもをナイスキャッチ

  • 三尾圭●協力 text Mio Kiyoshi

アメスポ事件簿87

 ニューヨーク・ヤンキースやロサンゼルス・ドジャースなどで指揮をふるい、2度の最優秀監督賞に輝いた実績を持つジョー・トーリ(72歳)。監督として通算2000勝を成し遂げるなど、トーリは誰もが認める「名将」だが、選手時代に2000本安打を記録するなど、プレイヤーとしても超一流だった。そんな名選手の血を受け継ぐ娘のクリスティーナ(44歳)が、思わぬ場面でナイスキャッチを披露した。

 事件が起きたのは、ニューヨークに住むクリスティーナがブルックリン市内を歩いていたときのこと。突然、道路の側に建っているマンションの2階の窓から、1歳の男の子が転落したという。たまたま通りかかったクリスティーナは、急いでマンションに駆け寄り、両腕を広げて男の子をキャッチ。男の子はケガひとつしなかった。

 この出来事を報じた『ニューヨーク・デイリーニューズ』誌は、クリスティーナのナイスキャッチを「一流選手の見事な技」と大絶賛。クリスティーナは「父からキャッチする本能を受け継いだのかも」とコメントし、キャッチャーとしてオールスターに9度選ばれたジョー・トーリも「娘を誇りに思う」と喜んだ。

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