【MLB】ダリル・ストロベリーがフルーツ代金滞納で訴えられる

  • 三尾圭●協力 text Mio Kiyoshi

アメスポ事件簿89

 1980年のドラフト全体1位でニューヨーク・メッツに入団し、1983年に新人王、さらに1988年には本塁打王を獲得。瞬(またた)く間にメジャーを代表するスラッガーとなったダリル・ストロベリー(51歳)。しかし、1991年のロサンゼルス・ドジャース移籍後は、故障により低迷。その後、薬物使用を繰り返してチームを転々とし、1999年にユニフォームを脱いだ。

 現役引退後もストロベリーは、薬物所持やスピード違反などトラブルを繰り返し、そのたびにゴシップ誌を賑わせていた。最近は目立ったトラブルもなかったが、先日、久々にストロベリーの名前がゴシップ誌に登場した。

 現在、ストロベリーはマンハッタンで『ストロベリーズ・スポーツグリル』というスポーツバーを経営している。その店がフルーツや野菜の代金2700ドル(約26万8000円)を滞納しているとして、取引している食料仕入れ業者から訴えられた。ストロベリーは業者の再三の催促を完全に無視。さらに裁判所に出頭することからも逃げており、今後さらに大きな問題に発展するかもしれない。

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