【夏の甲子園2025】快進撃の伝統校・県岐阜商の歴代ベストナインを選ぶ 悲運のエースから高木守道、和田一浩、今季ドライチまで (3ページ目)
外野手は、NPB通算19年で2050安打、捕手から外野手に転向して打撃開眼した和田一浩(元西武ほか)がまず確定。2年時の1964年夏ベスト4の6番打者を務め、1970年代後半の日本ハムで中軸を打った左の強打者・千藤三樹男が2人目。最後のイスは、名城大を経て中日入りし守備の名手で知られた英智(蔵本英智)に託せば、ぐっと厚みが増す。
歴史的な快進撃を見せる現チームから、ハンディを克服する強打者・横山温大らも加えたいところだが、それはまた少し年月を置いてからの次代の選考に委ねるとしよう。
著者プロフィール
戸田道男 (とだ・みちお)
1961年岩手県一関市生まれ。明治大学卒業後、東京スポーツ新聞社で4年間野球担当記者を務めたのち、ベースボール・マガジン社入社。週刊ベースボール、ベースボール・クリニックほか野球関係の雑誌、ムックの編集に携わる。2011年に同社を退職し、同年から2021年まで廣済堂出版発行の「ホームラン」編集を担当。現在はフリーランスの立場で野球関連の編集者&ライターとして活動中。
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