夏の甲子園で注目を集めた好投手たちをレジェンド・山本昌が解説  最も印象に残った選手は? (3ページ目)

  • 菊地高弘●文 text by Kikuchi Takahiro

最速154キロを誇る健大高崎の石垣元気 photo by Ohtomo Yoshiyuki最速154キロを誇る健大高崎の石垣元気 photo by Ohtomo Yoshiyukiこの記事に関連する写真を見る石垣元気(健大高崎2年/178cm・75kg/右投両打)

今大会は2年生の好投手も目立ちました。石垣くんは2年生にして150キロ台のボールをコンスタントに投げられるという、空恐ろしい投手ですね。高校2年生とは思えないほど体つきがたくましく、順調にいけばドラフト1位は堅いでしょう。あわただしいアクションで球筋がバラけるところもありますが、もう少し左足に体重を乗せて間(ま)をつくれると球筋が安定しそうです。同期左腕の佐藤龍月くんが左ヒジ手術をして彼への負担も増しそうですが、投球の幅を広げるチャンスと思って前向きに取り組んでもらいたいです。

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