夏の甲子園で絶対に見逃せない好投手10人 プロ注目の逸材で主役の座を手にするのは? (7ページ目)

  • 菊地高弘●文 text by Kikuchi Takahiro
  • photo by Ohtomo Yoshiyuki、Nikkan sports

大阪大会決勝で大阪桐蔭を3安打完封した履正社・福田幸之介大阪大会決勝で大阪桐蔭を3安打完封した履正社・福田幸之介この記事に関連する写真を見る福田幸之介(履正社/180センチ・77キロ/左投左打)

大会の顔になりうるサウスポー。今夏の大阪大会では背番号10ながら、決勝戦で宿敵・大阪桐蔭を3安打に封じて完封勝ち。最速151キロまで達したストレートは捕手のミットを強く叩く、いわゆる「強いボール」だ。今春のセンバツ初戦・高知戦でも7回無安打の快投を見せながら、8回に突如制球を乱して逆転負けを喫している。今夏にひと回りたくましくなった姿を見せられれば、一気に頂点へと駆け上がる可能性もある。

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