高校ナンバーワン捕手、「村神様」の弟、讃岐の怪童...夏の甲子園で絶対に見逃せない個性派の野手10人 (8ページ目)

  • 菊地高弘●文 text by Kikuchi Takahiro
  • photo by Ohtomo Yoshiyuki、Nikkan sports

茨城大会で10打点を記録するなど勝負強いバッティングが光った明秀日立・石川ケニー茨城大会で10打点を記録するなど勝負強いバッティングが光った明秀日立・石川ケニーこの記事に関連する写真を見る石川ケニー(明秀日立/176センチ・75キロ/左投左打)

まだ底を見せていない強打の外野手。アメリカ・ハワイで日本人の父とアメリカ人の母との間に生まれている。高校ではヒジや腰など相次ぐ故障に悩まされながらも、随所にポテンシャルの高さを見せてきた。明秀日立の主砲らしくバットを使いこなそうという意思が伝わってくる、ヘッドがしなるスイングは白眉。投手としても最速140キロ超の快速球を披露するように、強肩も武器にする。今夏の茨城大会では6試合で10打点と勝負強さを発揮。甲子園初戦は大会5日目に鹿児島実と対戦する。

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