山本昌がドラフト上位候補の投手13人を最終チェック。「こんな選手いたのか」と驚いたのは? (10ページ目)
今年6月の大学選手権で154キロをマークした東北福祉大の椋木蓮この記事に関連する写真を見る椋木蓮(東北福祉大/179センチ・82キロ/右投右打)
サイドスローに近いスリークオーターの角度から、指にかかった時のストレートは目を見張るものがあります。先発タイプというより、ボールの勢いを生かして短いイニングを抑えるリリーフタイプでしょう。又吉克樹くん(中日)の若手時代のような、イキのいいピッチングに期待したいです。ストレートが時折抜けてシュートしながら高めに入ってくる悪癖の修正と、変化量のある球種を覚えて緩急差を使えるようになると、投球の幅がさらに広がりそうです。
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