ドラフトで史上3度目の珍事発生か。「ドラ1はすべて投手」の可能性 (3ページ目)
守備にしてもそうだ。前に弾んだ高いバウンドの打球に対して、一歩目の動きにためらいがあるのか、思い切りがない。
こういう咄嗟のプレーというのは、同様のプレーを何度も繰り返し、体に覚え込ませないとなかなかできない。そういう意味で、実戦経験の激減は野手にとって"致命傷"となったに違いない。
ドラフトまであと約半年。まだシーズンが始まったばかりだし、これからとんでもないバッターが出現する可能性だってあるだろう。とはいえ、その一方で史上3度目の「ドラフト1位が全員投手」になっても驚かない。
ただ、打者としてプロの世界で勝負を挑もうとしている選手にとっては、このまま黙って「投高打低」を受け入れてほしくない。こういう時だからこそ、「ならばオレが!」と気概のある野手の出現を待ちたい。
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