2017.09.20

山﨑武司が分析する「甲子園
100回大会で見たい2年生スラッガー」

  • 菊地高弘●文 text by Kikuchi Takahiro
  • 大友良行●写真 photo by Ohtomo Yoshiyuki

 プロ通算403本塁打を放ったスラッガー・山﨑武司氏(元中日ほか)が、夏の甲子園を沸かせた強打者を徹底アナライズ。第2弾は、逸材揃いと言われる2年生の強打者5名について分析してもらった。「甲子園100回大会」を目指すトップランナーたちを山﨑氏はどう見たのか?

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50メートル5秒8の足に加え、長打力も備える大阪桐蔭の藤原恭大藤原恭大(大阪桐蔭高2年/左投左打/中堅手)

非常に面白い素材で、これからが楽しみですね。まずタイミングの取り方が上手。右足を上げてから軸足で粘れるし、右腰がまったく開かない。左投手相手でも苦にしない印象です。フォロースルーが大きいのも天性のものですから、打者として魅力です。これらのいい部分は今後も失わないでほしいですね。少し気になったのは、構えからしゃがみ過ぎかなと。下半身に力が入り過ぎて、下の体重移動がスムーズにできていないように見えます。大阪桐蔭といえばOBの森友哉、浅村栄斗(ともに西武)、中田翔(日本ハム)もしゃがみ込むタイプですが、その影響もあるのかもしれません。僕はもっとラクに構えてもいいのではないかと思います。