2017.09.05

「枚方ボーイズ」の1、2番コンビが、
U-18侍ジャパンを引っ張る

  • 柳川悠二●文 text by Yanagawa Yuji
  • 内ヶ崎誠之助●写真 photo by Uchigasaki Seinosuke

 カナダ・サンダーベイで開催中のU-18ワールドカップに挑んでいる高校日本代表は、メキシコ、アメリカ、キューバという難敵ばかりと対戦した1次ラウンド序盤3戦を2勝1敗で乗り切った。12カ国が2組(A・B)に分かれ、それぞれの上位3カ国が進むスーパーラウンドに向け、グループBの日本は一歩前進といったところだろう。

 7対2で勝利したキューバ戦後、「調子の悪いときの自分が全部出ている。わけがわからなくなっている」と語ったのは清宮幸太郎(早稲田実業)だが、不調の主将に代わって、高校日本代表を牽引しているのが大阪桐蔭・藤原恭大と、報徳学園・小園海斗の2年生コンビだ。

日本代表の不動の1番としてチームを牽引する藤原恭大 小枝守監督が打線を頻繁に入れ替えるなか、大阪桐蔭同様、不動の1番・ライトとして打席に立つ藤原は、ここまでの3試合すべて、初回の第1打席にヒットを放ち、メキシコとの初戦では一死満塁から走者一掃の二塁打を放つなど、バッティングで勝負強さを発揮している。

 また小園はメキシコ戦で3安打、アメリカ戦でも1安打、打順が2番に上がったキューバ戦では3安打(2打点)。捕球から素早く送球する安定したショートの守備もあり、大車輪の活躍を見せる。小園は言う。

「アイツ(藤原)は一番のライバル。代表のベンチでも、『アイツが打った』『オレが打った』と言い合うことで、お互いに競争心が生まれるし、刺激になる。それが代表の打線のつながりにもなると思っています」