山﨑武司が「センバツ11人の強打者」を診断。
プロ級の逸材はいるか? (7ページ目)
昨年夏の甲子園で満塁本塁打を放った西浦颯大西浦颯大(明徳義塾/178cm・72kg/右投左打/右翼手)
バッターボックスでの雰囲気を感じるバッターですね。構えを見ただけで「ちょっとやるな」と思わせることは、打者にとって大事なこと。西浦くんは小力(こぢから)があるタイプで、スイングも強くポテンシャルの高さを感じます。ただ、軸足にタメを作ることができず、前足をパタンと着いてしまうのは気になります。ボールと正面衝突する打ち方で、タイミングが合わないと打てません。しっかりと軸足でタメを作ることができれば、今よりもボールの見極めが向上して打率を残せる打者になれるでしょう。
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