甲子園開幕。この夏の注目校&注目選手、一挙紹介! (2ページ目)
この2強を追うグループは実力校が揃い大混戦。仙台育英(宮城)はフォークが武器のエース・佐藤世那(3年/右投右打)に、プロ注目の平沢大河(3年/遊撃手/右投左打)と投打の軸が揃っている。センバツでは優勝した敦賀気比に1-2と接戦で敗れているだけに、リベンジを果たしたいところだ。
昨年夏、今春と2大会連続ベスト8の高崎健康福祉大高崎(群馬)はエース左腕の川井智也(3年/左投左打)、プロ注目の捕手・柘植世那(3年/右投右打)、センバツで本塁打を放った主砲の柴引良介(3年/右投右打)ら、昨年からの経験者がチームを引っ張る。代名詞となった"機動破壊"は盗塁だけではなく、走塁で勝負。相手の隙を突く走塁が出てくると、チームも一気に乗ってくる。
関東一(東東京)は、ナイジェリア人の父を持つ俊足強肩のオコエ瑠偉(3年/外野手/右投右打)、東東京大会で打率.684と打ちまくった主砲の伊藤雅人(3年/遊撃手/右投右打)を中心に足を絡めた攻撃が持ち味。さらに、3投手による継投がはまれば上位進出も見えてくる。
センバツ8強で東海地区無敗の静岡は、核弾頭・鈴木将平(2年/外野手/左投左打)、静岡大会で3本塁打を放った内山竣(3年/外野手/左投左打)、主砲の堀内謙伍(3年/捕手/右投左打)と役者が揃っている。2年生エースの村木文哉(右投左打)はフォークを得意球としているが、スタミナ面にやや不安を残す。
中京大中京(愛知)は最速143キロの上野翔太郎(3年/右投右打)、高校通算44本塁打の主砲・伊藤寛士(3年/捕手/右投右打)を中心に力のある選手が揃う。
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