【新車のツボ139】ランドローバー・ディスカバリー、頂点SUVと思えば、800万円でも爆安

  • 佐野弘宗●文 text by Sano Hiromune photo by JAGUAR LANDROVER JAPAN/Sano Hiromune

 第82回でも取り上げたランドローバー・ディスカバリーが、先ごろ新型にフルチェンジした。世界最高のオフローダーブランドとの呼び声高いランドローバーでも、ディスカバリーには頂点レベルの悪路走行性能が与えられるのがお約束。なので、この新型ディスカバリーは、ほぼ自動的に"世界一クラスのホンモノのSUV"ということになるわけだ。

 ランドローバーのなかでも、いちばんエラいのは"砂漠のロールスロイス"の異名をもつレンジローバー(以下レンジ)だが、新型ディスカバリーは、そんなレンジと基本骨格設計を共用する。新型ディスカバリーも先代同様に800万円近い高額車だが、レンジはもっとも安いグレードでも1377万円もする! そう考えると、新型ディスカバリーは、もう爆安(?)といっていいかもしれない。

 レンジにも使われる新型ディスカバリーの骨格は、オールアルミのモノコック構造。つまり、トヨタ・ランドクルーザー系(第114回参照)やレクサスLX(第120回参照)といった古典的な独立フレーム構造とは異なり、基本構造は一般的な乗用車と酷似。さらに素材をほぼすべて軽量なアルミとした最新鋭の超ハイテクボディなのだ。

1 / 4

プロフィール

  • 佐野弘宗

    佐野弘宗 (さの・ひろむね)

    1968年生まれ。新潟県出身。自動車評論家。上智大学を卒業後、㈱ネコ・パブリッシングに入社。『Car MAGAZINE』編集部を経て、フリーに。現在、『Car MAGAZINE』『モーターファン別冊』『ENGINE』『週刊プレイボーイ』『web CG』など、専門誌・一般紙・WEBを問わず幅広く活躍中。http://monkey-pro.com/

厳選ピックアップ

キーワード

このページのトップに戻る