【新車のツボ120】レクサスLX試乗レポート

  • 佐野弘宗+Sano Hiromune+●取材・文・写真 text&photo by

 昨年秋、一部の好き者が狂喜乱舞するレクサスがデビューした。その名は"LX570"。

 レクサスの命名法にはある程度の規則性があるので、好き者は実物を見なくとも車名だけで、そのクルマとなり......を頭に浮かべることができる(まあ、ここでは写真がいきなり出ちゃってますが)。

 まず、最初のアルファベット2文字が、レクサスではジャンルを含めたクルマそのものを表す。今回のLXのように2つめに"X"がつく場合は、種別としてはクロスオーバーやSUVとなる。で、頭のアルファベットが示すのは、そのクルマのサイズやクラス。レクサスの最高級セダンがLSであることからもわかるように"L"はレクサスでもっとも大きく豪華なクラスを意味する。

 さらに、末尾の3ケタ数字はエンジンの排気量や動力システムの格を表すもので、"570"とは文字どおりの5.7リッター。ちなみに570という数字は、レクサスの純エンジン車としては最大だ。

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著者プロフィール

  • 佐野弘宗

    佐野弘宗 (さの・ひろむね)

    1968年生まれ。新潟県出身。自動車評論家。上智大学を卒業後、㈱ネコ・パブリッシングに入社。『Car MAGAZINE』編集部を経て、フリーに。現在、『Car MAGAZINE』『モーターファン別冊』『ENGINE』『週刊プレイボーイ』『web CG』など、専門誌・一般紙・WEBを問わず幅広く活躍中。http://monkey-pro.com/

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