【新車のツボ139】
ランドローバー・ディスカバリー、
頂点SUVと思えば、800万円でも爆安 (4ページ目)
新型ディスカバリーのすさまじい悪路性能を使いきれる場所は、日本(のクルマが合法的に乗り入れられる場所)には事実上ほとんど存在しないが、「とにかくホンモノがほしい」というマニア筋にはこれ以上ないツボな選択である。と同時に、いま国産の高級ミニバンに乗っていて「もっとエラい3列シート車がほしい」という強欲な御仁にオススメしたい最右翼である。 回りくどくなってしまったが、つまり、新型ディスカバリー最大のツボは"当世で最強かつ無敵のレジャーカー"ということにある。
【スペック】
ランドローバー・ディスカバリーHSEディーゼル
- 全長×全幅×全高:4970×2000×1890mm
- ホイールベース:2925mm 車両重量:2380kg
- エンジン:V型6気筒ディーゼルターボ・2992cc
- 最高出力:258ps/3750rpm
- 最大トルク:600Nm/1750rpm
- 変速機:8AT
- JC08モード燃費:11.6km/L
- 乗車定員:5/7名
- 車両本体価格:799万円
著者プロフィール
佐野弘宗 (さの・ひろむね)
1968年生まれ。新潟県出身。自動車評論家。上智大学を卒業後、㈱ネコ・パブリッシングに入社。『Car MAGAZINE』編集部を経て、フリーに。現在、『Car MAGAZINE』『モーターファン別冊』『ENGINE』『週刊プレイボーイ』『web CG』など、専門誌・一般紙・WEBを問わず幅広く活躍中。http://monkey-pro.com/
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