宮司愛海×鈴木唯の先輩後輩対談。
プロ野球キャンプで楽しみなことは? (2ページ目)
宮司 確かに。そういえば、ラグビーの試合、国立競技場だったよね。どんな印象だった? 私も、メディア向けの公開日に一度取材に行ったのだけど...。
鈴木 満員だったので、足を踏み入れただけで迫力がすごいというか。こんなに人が集まれるんだって純粋に思いました。あと、応援に熱が入った時の歓声がこだまする感じがすごかったです。響くということですよね。
宮司 そういう形状になっているしね。いわゆるすり鉢状というか。スタジアム自体、迫力があるよね。
鈴木 はい。ワーッと盛り上がると、近くにいても何を言っているのか聞こえないくらいの歓声でした。
宮司 お客さんが入ると雰囲気が違うよね。私は、観客が入った国立競技場はまだ行ってないけど、オリンピックでは開会式が行なわれるので、どんな感じになるのか楽しみ。
鈴木 宮司さんの年始はどうでしたか?
宮司 去年に引き続き、今年も三浦知良選手(横浜FC)のグアム自主トレに行かせてもらいました。しかも、今回は朝のランニングで一緒に走らせてもらって。1日目はインタビューがあったから走らなかったんだけど、2日目は朝6時から一緒に走らせてもらった。同行していた選手の皆さんはグラウンドを時計回り、反時計回りで6周ずつ走るんだけど。私は「最初の6周だけ頑張ってみて」と言われて、何とか皆さんのスピードについていくのに一生懸命...。
鈴木 ついていったんですか?
宮司 なんとかついていって、5周目でダウンしちゃった(笑)。でも、終わった後に、皆さんから「十分だよ。頑張ったね」って言っていただけたので、ありがたかった。でも、サッカー選手の体力は本当にすごい! 12周走り終わった後も全然息が上がってなくて。終わった後にカズさんに、「一緒に走らせていただいてありがとうございました。本当にきつかったです」って話をしたら、「やってみるのと見るのとじゃ、全然違うからね」とおっしゃっていて。今年プロ35年目、これを何十年と続けてこられたカズさんは本当にすごい。横浜FCがJ1に昇格して、今年こそ最年長ゴールの記録更新が見たいよね。
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