ほのかが「魅せるポールダンス」をより意識。技と技のつなぎ方を習った (2ページ目)

  • 津金壱郎●取材・文 text by Tsugane Ichiro
  • 佐野隆●写真 photo by Sano Takashi

 ターンをするときのポイントは、回転軸の足に体重を残したままだとターンをしにくいので、ターンする直前に少し伸び上がるようにすると回転しやすくなるということ。それができると姿勢も伸びやかになってキレイに見えるそうだ。

めでたく20回目を迎えたほのかさんの「ハピ・スポ・タイム」めでたく20回目を迎えたほのかさんの「ハピ・スポ・タイム」

 続いて習ったのが、『ベーシックスピン後の着地の足』。

 まずベーシックスピンのおさらいを兼ねて、ポイントとなる回転中の足の動きを再確認していく。最初はポールに右足がかかっているが、左足が寄ってきたら右足を伸ばして左足をポールの外側に出して曲げていく。

 これをチェックしたうえで、ベーシックスピンへ。着地したら終わりではなく、着地後の足の持っていくところまでを意識してやると見栄えが大違い。

 初めて習ったときよりも身体が自然と動く感覚に、ほのかさんは「だんだんと体が覚えていきますね」と嬉しそう。

 そして、最後は前回教わった『ブランコ』のワザのつなぎ方。ポールのまわりを1周歩いてからブランコに入るだけで難易度はグッと上がるけれど、見た目の印象も断然変わる。

 ほのかさんは、歩いてからブランコへつなげていく動きを何度も繰り返しながら、身体に覚えさせていく。

 このときにポイントになるのが、ポールを持つ右手の位置。歩いている間にポールを持つ手が下がってきやすいので、ブランコに入る直前に高い位置でしっかり握り直すということ。そうしないとブランコに入っても回転している途中で高さが足りずに危なくなってしまうそうだ。

「手足の先まで意識しないといけないので、そこが難しいですよね。どこかを意識すると、ほかの意識が薄れてしまうので、まずは動き方をしっかり覚えないといけないですね」(ほのか)

 ワザとワザのつなぎの動きは難易度こそ高くはないものの、意識の持ち方と身体の使い方でキレイに見えるかの印象が変わってしまう。yamadori先生からは「足は曲げるときはしっかり曲げ、それ以外のときは手足の先までキレイに魅せる意識で伸ばしましょう」とのこと。

 ほのかさんは先生の言葉を胸に、体の各部位に神経を張り巡らせながら、動きを何度も確認。その光景を見守っていたyamadori先生からは、「常に正面を意識するのも大事なことなのですが、ほのかさんはそれが最初からできているのですばらしいですよ」とお褒めの言葉も頂いた。

「今回はつなぎの動きを習いましたが、どうやったらキレイに見せられるのか、鏡を見て練習してみようかなという気持ちになりました。女性としての意識が上がりますね」

 魅せるポールダンスの披露に向けて、またひとつステップアップしたほのかさん。次回も「つなぎの動き」に挑戦していく。

Profile
ほのか
1996年3月23日生まれ、神奈川県出身
「可愛すぎるビールの売り子」として芸能界デビュー
ネットを中心に話題となり、現在はバラエティ番組や
グラビアなどを中心に幅広く活躍中
◆公式Twitter  ◆公式Instagram


城倉裕紀●プロデューサー produced by Jokura Yuki

田中健一朗●ディレクター directed by Tanaka Kenichiro
山崎実、柴田徹也●ムービー撮影 movie by Yamasaki Minoru, Shibata Tetsuya
株式会社ボーダーレス●制作
yamadori●インスタラクター 
豊田 円●ヘアメイク hair&make-up by Toyoda Madoka
本多仁美●スタイリング styling by Honda Hitomi
STUDIO Lycoris●撮影協力

2 / 2

関連記事

キーワード

このページのトップに戻る