内田理央さん、ピンまでの距離を考えて打つ。「1球1球が勝負ですね」 (3ページ目)
関コーチ そこに旗が立っていると思ってやってみてください。
内田 振り幅のコントロールは、どんな感じでやったらいいんでしょうか?
関コーチ だいたい腰から腰くらいの幅で。バックスイングで腰の高さまでクラブを上げて、打ったあとも腰の高さまでクラブを振る。このくらいでちょうどいいのかなと思います。
内田 なるほど。
関コーチ そして、振り幅に合わせて、持つところは短く握ります。
内田 はい。
関コーチ スタンスの幅も、振り幅に合わせて狭くします。これで「10」と「30」の間を狙ってみてください。
内田 わかりました。(20ヤードより少し奥に)
関コーチ そうです。そんな感じ!
内田 よかった。(もう1球打ってちょうど20ヤード付近に)
関コーチ バッチリです! これも最後がいちばんよかったですね。最後がうまくいくタイプですね。
内田 えっ? そういうタイプって、やっぱりあるんですか?
関コーチ あります。あります。追い詰められたほうがうまくいくタイプ。
内田 ハハハ(笑)。そうなのかな?
各ホール、トリプルボギーペースを目指す
関コーチ これで、ドライバーで1打目。7番アイアンで2打目。もう1回7番アイアンで3打目を打って、これで4打目。4回でグリーンに乗ったということになりました。
内田 なるほど。
関コーチ グリーンでのパッティングは、あとでお教えしますが、3回でコロンと穴に入ると、初心者としてはベストです。
内田 はい。
関コーチ ということは、4回でグリーンに乗って、乗ったあとにパターで3回かかって穴に入ったので、7回。
内田 7回。
関コーチ 7回で300ヤードのホールをホールアウトしたということになります。パー4のホールを4回でまわるとパーですから、7回ということは、プラス3回だから......。
内田 トリプルボギー!
関コーチ そうです!
内田 それは、......まあまあ上出来くらいですか?
関コーチ いや、もう120点です。
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