大倉颯太が石川県でデイキャンプ実施 主催するアカデミーでは「志のある子どもに本格的に教えたい」と意欲 (4ページ目)
そんな達観した視点で振り返ることができているのも、大倉が目指す精神性が大きく関係している。
「常にニュートラルな状態でいることが大事だと思います。成長するためには、今の自分をいかによくしていくか。自分が自分ではない姿でいることがよくない。自分の感情に左右されない。そういうマインドセットをしようと心がけています」
目標を達成するためには、喜びすぎず、落ち込みすぎず、常に自分を見失わず、安定した精神状態を維持すること。そして「結果を求めて、24時間、1週間、1カ月、1年を過ごしていきたい」と努力することの大切さも説く。
「いい経験」を多くの人に
バスケットに対してストイックと言えるほどの姿勢で挑む大倉には多くのファンが存在する。そんなファンに対して大倉は感謝の気持ちを忘れない。
「本当にありがたいことに、たくさんの人たちが応援してくれています。そういった方々に『応援してます』と言われるのはすごくうれしいです。僕がいいプレーをしようがしまいが、応援してくれているという気持ちを感じ取ることができるので、それは大きなモチベーションになります」
応援してくれているファンに向けて、大倉は何らかの形で恩返しをしたいと考えている。そのひとつが優勝だ。2024年、アルバルク東京への移籍の際には「優勝したいという思いが強く、優勝に近いチームを探した」とコメントを残している。そして大倉はこうも語る。
「自分がプレーする姿を見て、ファンの方、アカデミーの子どもたち以外にも、サラリーマンの方、学生の方、いろんな方々に何かを感じてもらって、いい影響を与えていけたらなと思っています」
プロとしてプレーすること、アカデミーを立ち上げたこと、故郷でのデイキャンプを続けていること。これらすべては自分の経験を還元し、関係した人たちのその後の人生にいい影響を与えたいという思いがあるからだ。
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