ガールズケイリンの次代を担う仲澤春香が競輪祭女子王座戦で初タイトルを狙う「ワンチャンあると思って臨みたい」 (2ページ目)
2024年11月のルーキーシリーズプラスを制した仲澤 photo by Takahashi Manabuこの記事に関連する写真を見る
――そんな上の世界で戦っていくためにもナショナルチームでの経験は大きな武器になると思います。ふたつの競技を往復することで感覚の違いなど、難しさを感じるという声もよく聞かれます。仲澤選手はどう感じていますか。
私は自転車競技で改善したい部分がよくなれば、ガールズケイリンにもうまくつながって、前よりも高いレベルで走れると思うので、競技間のギャップみたいなものはあまり感じていないですね。
まだ競技でもガールズケイリンのGⅠでも結果を残せていないので、周囲からどういう見方・評価をされているのかはわかりませんが、自分の感覚では少しずつ確実にレベルアップはしていると思っています。
――違いよりも、むしろ共通点にフォーカスして自身の成長につなげていきたいという意識で取り組まれているのですね。
そうですね。もちろん自転車のフレームやポジション、レースの流れなどはちょっと違う部分もあると思いますが、ふたつの競技で重なっている部分のほうが私的には大きいかなと思います。
敗戦でたくましさ増す
――特に10月の世界選手権は自転車競技の中でも有数の大舞台ですが、実際に走ったことで感じたことや自身のパフォーマンスの感触はいかがでしたか。
世界大会では今年3月にトルコで開催されたネーションズカップに参加させてもらったんですが、その時に自分のレベルの低さを痛烈に感じて「もう全然ダメじゃん」と、愕然としたんです。その経験を糧に今回の世界選手権に向けてはすごく集中してトレーニングしたうえで臨めました。
とは言え、まだまだ上位の選手との差はあるとわかっているので、今の自分のレベルだったらこれくらいかなという結果でした(スプリント24位、ケイリン16位タイ)。自分の成績に納得はしていませんが、感情的なインパクトが大きかった前回よりも、どこがうまくいかなくて、どこを修正しなければいけないのかは冷静に見えていますね。
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