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「ADIDAS TOKYO CITY RUN 2025」でトップ選手と市民ランナーが都内を快走 松山恭助、和田毅ら特別チームも参加

  • text by Sportiva
  • photo by adidas Japan

5kmの駅伝にチームとして参加した(左から)井上咲楽、松山恭助、高木菜那、和田毅、神野大地5kmの駅伝にチームとして参加した(左から)井上咲楽、松山恭助、高木菜那、和田毅、神野大地 桜散る新緑のなか、東京の明治神宮外苑で「ADIDAS TOKYO CITY RUN 2025」が4月13日(日)に開催された。このランイベントは、自己ベストを目指すシリアスランナーから初めて大会に挑戦するビギナーまで、あらゆるレベルのランナーが自分の可能性にチャレンジするシティロードレース。多くの参加者たちが神宮外苑のフラットな1km周回コースで自分の持てる力を最大限に発揮した。

 開催されたレースは全部で4部門。過去2大会同様、エリートランナー&一般シリアスランナー向けの「ADIZERO 5K OFFICIAL RACE」(5km)と、それぞれのペースで楽しく走れる「ADIZERO 5K RACE」(5km)に、今回は新たに2部門が追加。アディダス アスリートの新谷仁美が持つマラソン記録2時間19分24秒の時間内に、チーム(1組5~8名)でバトンをつないで、どれだけの距離を走れるかを競う「ATHLETE CHALLENGE RELAY MARATHON」と、一般公募によるランニングクラブ対抗レース「EKIDEN 5K RACE」(5km)のふたつだ。

 この「EKIDEN 5K RACE」に、タレントの井上咲楽、フェンシング日本代表の松山恭助、元スピードスケート選手の高木菜那、元プロ野球選手の和田毅、マラソン選手でM&Aベストパートナーズのプレイングマネージャーを務める神野大地がチームを組んで参加。それぞれが真剣な表情で全力疾走し、観衆から大きな声援を受けていた。

 第一走者を務めた松山は、「冗談抜きで最初のランナーのみなさんが速すぎて、200mを走ったところで参加したことを本当に後悔したんですが、後ろにチームのみんなが控えているので、自分ができる最大限を出してバトンをつなぎました」と笑顔で振り返り、満足感をにじませた。


松山恭助からたすきを受ける高木菜那松山恭助からたすきを受ける高木菜那 そしてイベントの最後を締めくくったのが、実業団所属の選手や、青山学院大学、國學院大學、創価大学などの駅伝強豪大学の陸上競技部所属選手たちが参戦した「ADIZERO 5K OFFICIAL RACE」。スタートから一般ランナーとは段違いのスピードを見せて、観客を魅了。最後まで激しいデッドヒートを繰り広げた結果、男子1位がアモス ベット(東京国際大学)で13分43秒、日本人トップが3位の山平怜生(M&Aベストパートナーズ)で13分44秒だった。シーズンスタートから順調にトレーニングを積んできた山平は「強い選手がいるなかで日本人トップになれたことは素直にうれしいです」と安堵の表情を見せた。女子1位は岡島楓(無所属)で17分25秒。「絶えず応援があったので、がんばることができました。また男子選手の流れに乗れたのがよかったです」と笑みを浮かべた。

名だたる有名大学陸上部競技部所属のランナーたちも参加。白熱したレースが展開された名だたる有名大学陸上部競技部所属のランナーたちも参加。白熱したレースが展開された 今回のランイベントには新谷仁美も応援に駆けつけ、沿道に立ってランナーたちを応援。「いつもは応援される立場ですが、逆に応援できるというのは非常にうれしかったです」と振り返るとともに、参加したランナーたちに向けて「日々の積み重ねが大事で、その先に理想の結果を得られるんじゃないかと思います」とエールを送った。

新谷仁美も沿道でランナーたちに声援を送った新谷仁美も沿道でランナーたちに声援を送った

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