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予想のポイントは的の位置にあり!
元巨人軍・鈴木尚広がズバリ大予想  (4ページ目)

  • text by Sportiva

――バレーボールはいかがでしょう?

鈴木 (ストラックアウトに挑戦する)山本選手とは食事したことがあって、会うと本当にデカいです。今度、「業界の"たかひろ"を集めて、たかひろ会を作ろうか」といった話をしています(笑)

 サーブで的に当てるのはキツイですね。ボールを「投げる」のではなく、手で「打つ」わけですから、コントロールがしにくい。しかも、ジャンプサーブとなるとスピードの加減も難しいでしょう。

――女子選手がトライするテニスとハンドボールはどう見ていますか。

鈴木 また、的の位置の話になってしまいますが、テニスは高さ2.4mの目標へサーブを打つことはありません。しかも「オーバーヘッドサーブ」でトライすることになっていますから、ラケットを振り下ろしながら、その打点より高い位置を狙うのは難しいはずです。

 さらにバレーもそうですが、ボールを打つ前にトスを上げます、要は動作が2つになります。トスで少しでもずれた時点で、的中させるのが難しくなるという点もハンデかな、と。

 よくよく考えると、ハンドボールが一番、成功の確率が高いのではないかと思っています。「キック」「(ラケットやクラブで)打つ」より「投げる」動作はコントロールがつく。的の高さもふだんのゴールより少し高い位置になりますが、他の競技よりは確実に狙いやすい。

 しかも、石立選手は"現役"です。他の選手は感覚のズレがあるかもしれませんが、それも少ないはず。この点も強く推せる理由です。

――的確な解説、そして予想をありがとうございました。

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