予想のポイントは的の位置にあり!元巨人軍・鈴木尚広がズバリ大予想 (3ページ目)
昨年、大病をしたが今はすっかり元気になったラモス瑠偉さん。衰えはなさそう――次はサッカーにいきましょうか。
鈴木 蹴るのはラモスさんですか。現役時代はフリーキックですごいゴールを決めているのを何度も見ていますが、他の選手より、ひと回り、ふた回り、年齢が上ですよね。私は引退して1年ですが、特別トレーニングをしていないので、筋力はだいぶ落ちました(苦笑)。その点、ブランクがどれだけ影響するものなのか......。ただ、テレビのスポーツバラエティで、キックで的を射抜くゲームはよくやっていますよね? そういう経験が活きるかもしれませんね。
――ラグビーの大畑選手もキックでの挑戦になります。
鈴木 ラグビーの選手は身体能力に優れていますが、使うのが楕円球ですから、小さい的を狙うには不利ですよね。しかもキックで狙うんでしょう? 大畑選手はプレースキック専門ではなかったですし、キックは当たる部分が少しでもずれると、大きくコースが変わってしまいますから、かなり難しいかと思います。
――同じ楕円球ということで、次はアメリカンフットボールについて聞きましょう。
鈴木 僕は現役時代、練習でアメリカンフットボールをよく投げていました。きれいな回転をかけて投げるのは意外と難しくて、少しでも回転が汚いとボールがブレて、コントロールが効かなくなるんです。
栗原選手はたしかWR(ワイドレシーバー)。パスを投げるほうではなく、受けるほうのポジションです。アメフトほど分業が確立している競技はないじゃないですか。だから、パスの練習はほとんどしていないはず。 QB(クォーターバック)ならば、成功の確率は高いと思いますけど......。
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