「その一打にコミットするーー」。RIZAPのゴルフへの情熱と新たな取り組み (3ページ目)

  • 川端康生●取材・文 text by Kawabata Yasuo
  • 写真提供:RIZAP

 もちろんパーソナルトレーニングジムRIZAPでも、一人ひとりの目的にあったプログラムをトレーナーが組み立てるため、方向性と飛距離をアップさせたいゴルファー向けのボディメイクが可能。実際、プロゴルファーの塚田好宣も昨年RIZAPで肉体改造に取り組み飛距離UPを果たした。RIZAPの特徴であるマンツーマン指導の効果がここでも発揮される。

 ウエア・ギア、そしてそれを駆使する「人」そのものをトータルプロデュースするという点では、なんとも幅広い事業とも言えるが、今までRIZAPが行なってきた事業を考えると、すべてが腑に落ちる。

 また、それが、先ほどの「なぜゴルフなのか?」という問いの答えなのだと気付く。RIZAPの基幹事業でもある「人」と向き合い、そして躍動させるパーソナルトレーナーという存在は、どこかキャディーに似ていないだろうか?

 老若男女を問わず、どんなプレーヤーにも寄り添い、そしてベストのパフォーマンスを引き出すことを追求してきたからこそできるサービスと商品提供。その点で、RIZAPがゴルフに参入したことは必然だったのではと思える。

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