金じゃなくても大きな意味のある
男子200m平泳ぎ「ダブル表彰台」 (3ページ目)
それでも小関は、「みなさん勘違いしているかもしれないけど、僕は前半を突っ込んでいるわけではないんです。あれは焦った速さではなく、調子がよければあのテンポの中でうまく水を捉えられるから自然と速くなってしまう。今日は一番きつくて全員がタッチへ向けて死に物狂いで泳ぐラスト25mをしっかり泳ぎ切ることを意識して、125mから徐々に上げていこうというプラン通りの泳ぎができました」と振り返る。
渡辺も、前半の100mまでは、50mからのストロークを準決勝より1回減ら
ふたりのラスト50m勝負は、ラップタイムを32秒78まで上げた小関に軍配が上がったが、チュプコフの追い上げからは逃げ切れず、結果、チュプコフが2分06秒96で優勝した。小関は2分07秒29の2位で、渡辺は2分07秒47の3位。決勝は、まさに全員が力を出し切る戦いを演じた。
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