【大学駅伝】早稲田大ルーキーズが熱い! 増子陽太、新妻遼己、本田桜二郎の即戦力トリオに加え、一般入試組も粒ぞろい (2ページ目)
【実力者の先輩とも切磋琢磨できる環境で】
新妻(左)、本田も順調に早大での競技生活をスタートさせている photo by Satoshi Wada
金栗記念には新妻と本田も出場しており、1500mに出場した新妻は3分45秒52で全体22位、本田は5000mに出場し13分56秒16で全体46位だった。
並のルーキーならば、記録的には上々と言っていい。だが、ふたりとも、狙っていた日本選手権の参加標準記録に届かず、レース後は悔しそうな表情を浮かべていた。
ともあれ、環境が変わってなかなか力を発揮できないルーキーも多いなか、3選手は順調に新シーズンを迎えたと言っていいだろう。
東京六大学対校陸上のレース後に、本田は目を輝かせてこんなことを話していた。
「同期や先輩方とポイント練習で質の高い練習ができています。毎日充実していて、やっぱり早稲田を選んでよかったなと思っています」
実際に「ときどきですけど、タイミングが合う時には、スピード系の練習などをみんな一緒にやっています」と花田勝彦駅伝監督が言うように、OBの山口(オーストラリア・メルボルンのクラブでトレーニングをしつつ、日本滞在時は早大の所沢キャンパスを拠点とする)、鈴木、さらには工藤といった実績ある先輩と一緒にトレーニングする機会もあると言う。こんな環境で競技に取り組めることは、彼らが早稲田を志した理由でもあり、入寮してから刺激的な毎日を送っている。
「強い仲間たちもいるので、三大駅伝(出雲、全日本、箱根)で優勝すること、オリンピックや世界陸上といった国際大会でメダルを取る選手になるのが4年間の目標です」(新妻)
「箱根駅伝優勝や5000m 12分台、10000m26分台という目標を達成するために早稲田大に入学しました。今は日本人が(世界の)トラックで戦えないっていう風潮があると思うんですけど、自分がほかの選手を刺激するっていう意味でも12分台を出して、日本人でも世界で勝てるという環境にしていきたいと思っています」(増子)
「ゆくゆくはトラックで世界を目指していきたいと思っているので、そのための地力づくりを早稲田大学の4年間でできたらいい。箱根駅伝は4年間しかできない経験なので、1回だけとは言わず4連覇したいと思っています」(本田)
それぞれが高い志を胸に抱いており、これから幾度も大きなインパクトを残すに違いない。5月4日のゴールデンゲームズinのべおかには、3人がそろって5000mに出場予定で、これも注目を集めそうだ。
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