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5区を完走。箱根駅伝が好きすぎるアイドル
NGT48西村菜那子の注目校は (3ページ目)

  • 酒井政人●文 text by Sakai Masato
  • 村上庄吾●撮影photo by Murakami Shogo

 さらに、予選会で落選した大学のメンバーで構成される関東学生連合を強くプッシュ。その理由も"通好み"だ。

「今年の予選会では麗澤大が次点の12位まで浮上して、盛り上げてくれました。麗澤大の山川達也監督は中京大出身で、青学大の原晋監督の後輩になります。2008年に原監督が指揮を執ったときの学連選抜は過去最高の4位。育成力もそうですけど、チームの結束を高める能力なども原監督と重なる部分があると思うので、山川監督の手腕に期待しています。

 選手としては麗澤大の国川恭朗選手(3年)の走りも楽しみですけど、やっぱり最大の注目は、東京大の近藤秀一選手(4年)ですね。前回は直前にインフルエンザにかかり、出場できませんでした。4度目の正直になりますし、頑張ってほしいなと思います」

総選挙の公約で実際に箱根の5区を走った菜那子さん総選挙の公約で実際に箱根の5区を走った菜那子さん 駅伝ウォッチャーの菜那子さんは、今年のAKB48選抜総選挙で、「75位以内に入ったら、箱根駅伝5区を走る」という公言を掲げて、43位にランクイン。11月に箱根駅伝5区の20.8kmにチャレンジし、5時間半かけて往路のゴールに到着した。ちなみに前回、往路Vの東洋大は5時間28分29秒で107.5kmを走破している。

「これが"山の神"の方々も走られたコースかと感動しました。でも、本当にきつかったです! 歩くだけでも大変なコースなのに、そこを競い合いながら走るわけですから、『区間賞を取ってほしい』などと安易に言えませんね。区間下位の選手でも、どれだけすごいのかを実感しました。

 厳しい区間が続く箱根駅伝には、4年間しか出場できるチャンスがありません。だからこそさまざまなドラマが生まれますし、選手たちの駅伝にかける思いが美しいと思います。今大会も本当に楽しみです!」

■NGT48 西村菜那子(にしむら・ななこ)

1997年8月11生まれ。長野県出身。2015年にNGT48第1期生オーディションに合格。両親の影響で箱根駅伝を見るようになり、現在は大学駅伝だけでなく、あらゆる駅伝大会に精通。2018年のAKB48選抜総選挙では43位にランクインするなどグループでの活動を精力的にこなしながら、"駅伝に詳しすぎるアイドル"としても活躍中。特技は箱根駅伝の歴代優勝校をすべて言えること。

◆西村菜那子さんが番組公式応援アイドルとして副音声を担当

富士山女子駅伝
2018年12月30日(日)朝9時50分~
フジテレビ系列にて生中継!
出演情報はこちら>>

◆箱根駅伝・全チーム 写真一覧はこちら>>

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