箱根駅伝・全チームの戦力分析
【予選会校編】シード権へのサバイバル (10ページ目)
社会人を経て「30歳ルーキー」として箱根に挑む1年の渡邊和也 photo by Tamura Sho/AFLO SPORT東京国際大学
30歳のルーキー&留学生で往路をかき乱せ!
2年ぶり2回目の出場で、前々回は17位。予選会は最下位通過だったが、楽しみなメンバーが揃っている。
まずは、30歳ルーキー・渡邊和也(1年)の走りに注目が集まる。トラックでの自己ベスト(5000mが13分23秒15、1万mが27分47秒79)は、いずれも出場選手中トップ。もともと実業団時代には世界選手権にも出場した実力者だ。今回は1区での起用が濃厚。全盛期ほどの状態ではないが、キャリアの違いを見せたいところだ。
往路には、ケニア人留学生のシテキ・スタンレイ(4年)、1万m28分46秒74の伊藤達彦(2年)、前々回5区を区間7位と好走している濱登貴也(はまと/4年)らも入る見込み。
序盤で上位につけることができれば、往路で旋風を巻き起こすかもしれない。
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