【月報・青学陸上部】原監督も自信!
駅伝3冠のひとつ目、出雲へ (6ページ目)
東海大学の関颯人(はやと/1年)が4位、鬼塚翔太(1年)が6位に入り、さらに館澤亨次(1年)、三上嵩(2年)、湊谷春紀(2年)、川端千都(かずと/3年)ら出雲組が13分台を出して好調さをアピールした。スピード駅伝の出雲は経験値の比重が高くないので、彼らのスピードと大胆なレース展開は不気味だ。
昨年、出雲駅伝2位の山梨学院はドミニク・ジャイロ(2年)は走らなかったが、秦将吾(4年)が3位、市谷龍太郎(3年)、上田健太(3年)も13分台だった。
青学のライバルと言われる大学の選手たちが好タイムを出し、出雲駅伝に向けてしっかりと仕上げてきている。
「山梨はスピードがあるし、東海は1年生がいいよね。この2校は強い、それは間違いない。ただ、それでもうちは負けないよ」
原監督は自信たっぷりに宣言した。
今回の世田谷記録会の結果とこれまでの調子から出雲駅伝の出走メンバーは、アンカー(6区)に一色、あとは鈴木、茂木、田村、下田、安藤で決まりだろう。昨年、優勝したメンバーにも劣らない面子であり、チームの一体感は昨年以上だ。
春から夏季合宿を経て、選手たちの成長を見るにつけ、原監督の3冠への自信は膨らむばかり。まずは出雲で結果を出し、それを証明することになる。
10日、いよいよ出走だ。
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