箱根はどうなる!? 青学大の3冠を阻んだ東洋大の「駅伝力」 (3ページ目)
優勝を争った3校はそれぞれの持ち味を発揮し、見応えのあるレースを展開した。全日本の戦いを見た各大学の指揮官たちは、早くも箱根駅伝に向けてのソロバンを弾き始めている。
東洋大・酒井監督は、「我々が箱根を勝つためには、今回の全日本のように『駅伝力』で勝つしかありません。走力は青山学院大さんのほうが強いですし、今回の悔しさを力に変えてくるでしょう。それを跳ね返すとなると、全日本の走りではなく、全日本以上の走りを目指してやっていくしかありません。このチームはもっともっと強くなる」と力を込めた。
原監督が「学生史上最強軍団」と評した“アオガク”が敗れて、駒澤大も全日本5連覇を阻止された。東洋大が伊勢路を制したことで、最終決戦となる箱根駅伝がますますおもしろくなってきた。
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