【続・東京マラソンへの道】中島彩「救命講習会に参加しました!」
東京マラソン2014まで、あと「28日」!
市民ランナー・中島彩の「続・東京マラソンへの道」
みなさん、こんにちわ! 『走るフリーアナウンサー』の中島彩です。東京マラソン2014まで、残り1ヵ月を切りました! 走る準備はもちろん、体調の管理にも気を遣うようにしています。ただ、どんなに気を遣っていても、体調がすぐれずに大会当日を迎えたり、緊張しすぎて身体の変化に気がつかないこともあります。過去の東京マラソンでは、なんと今まで7人のランナーの方が走っている最中に心肺停止状態になったそうです。そんなときに手助けとなったのが、市民ランナーや周囲の方のサポート! そう、救急救命です。今回のテーマは、「RUN×救急救命」。走る私たちも、応援してくれる人も、みんなが知っておきたい救急救命の心構えを学んできましたよ!
東京ビッグサイトで行なわれた救命講習会はとても有意義でした!☆いつ、誰に起こるか分からない、身近な危険
実は昨年の東京マラソン2013で、私は実際に倒れている男性を目撃したのです。すでに救護の方が取り囲んでいて、AED(※)も近くに用意されていました。倒れていたのは若そうな男性で、その時、「大丈夫かな」と不安になったのと同時に、「倒れることって本当にあるんだ!」と思いました。それまで私は、まさか自分が倒れるなんて、さらには心肺停止になるなんて、思ってもみなかったのです。
※AED=突然、正常に拍動できなくなった心停止状態の心臓に対して電気ショックを行ない、心臓を正常なリズムに戻すための医療機器。
マラソン大会に出場すると、自分自身も、周りで一緒に走っているランナーも元気そうなので、それが当たり前だと思っていました。しかし、1万人規模のマラソン大会なら、1~2人のランナーが心肺停止の状態に陥る可能性があるのだそうです。これって知らないですよね。私はまったく知りませんでした。しかも、準備や練習をしてないから倒れるのではなく、スポーツをする限りはどんな人にもリスクがあるのだそうです。周りのランナーがいきなり倒れたら、私はどうすればよいのか......。何をして、誰を呼べばいいのか、はっきりと分からないのが本音です。走るフリーアナウンサーとして、危機管理の意識が低かったことを反省しました。やはり、これからも走る続ける以上、応急手当について改めて勉強しておく必要があります!
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