【続・東京マラソンへの道】中島彩「箱根駅伝10区を直前試走!」
市民ランナー・中島彩の「続・東京マラソンへの道」
みなさん、あけましておめでとうございます! 『走るフリーアナウンサー』の中島彩です。今年の「箱根駅伝」も大いに盛り上がっていますね。昔、陸上が苦手だった私にとって、箱根駅伝はかなり遠い存在でしたが、市民ランナーとなって早2年強----。駅伝選手やオリンピックランナーの走りに自然と目がいくようになり、今では毎年観るのが恒例になりました。そして、箱根駅伝のニュースを見ていると、段々と興奮を抑えることができなくなり、「選手にはなれないけど、その気分を味わってみたい!」と思うように......。ということで、今回のテーマは、「RUN×箱根駅伝」。今回は箱根駅伝の10区のコースを体感してきましたよ! 箱根駅伝が幕を開ける2日前の2013年大晦日、実際に10区のコースを走ってみて、感じたことをお伝えします!
ここが箱根駅伝10区のスタート地点、鶴見中継所です!「箱根駅伝」というのは、正式には「東京箱根間往復大学駅伝競走」という名称で、その名のとおり、出場権を得た大学の陸上選手が東京・読売新聞新社屋前から箱根・芦ノ湖までを往復する駅伝レースです。毎年、1月2日と1月3日に2日間かけて行なわれ、2日は往路5区間(108キロ)、3日は復路5区間(109.9キロ)、合計10区間(217.9キロ)を走って優勝を競います。実は私、昨年の夏に100キロマラソンの練習を兼ねて、2区途中から5区途中までの「横浜〜箱根湯本」を走ったことがあるのです(「箱根駅伝コースを走ってみました!」参照)。そのときは夕方から翌日の朝まで、約60キロの道のりを12時間かけて走り切ったのですが、箱根駅伝の行なわれる真冬の時期だと凍えてしまうでしょうね(笑)。往路の100キロ強を6時間弱で走る箱根の道のりを、私はひとりで走ったとはいえ60キロで12時間かかったわけですから、改めて「箱根駅伝の選手たちはこの日にすべてを賭けているんだな」と思いました。
☆10区は鶴見中継所からスタート!
そして、箱根駅伝を2日後に控えた2013年の大晦日。私は走り納めとして、「箱根駅伝10区」を走ってみました! 10区のコースは、神奈川・鶴見から東京・大手町までの23.1キロ。2日間の勝負を決める最終区間です。昨年は駒澤大学の後藤田健介選手が1時間10分49秒で区間賞を獲りました。
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