【続・東京マラソンへの道】中島彩「マラソン完走の近道は、歩くこと?」

  • 中島彩●文・写真 text & photo by Nakajima Aya

市民ランナー・中島彩の「続・東京マラソンへの道」

 みなさん、こんにちは! 『走るフリーアナウンサー』の中島彩です。秋も深まり、いよいよマラソンシーズン本番です! すでにマラソン大会に出場した方も多いのではないでしょうか。さて、みなさんは走ったあと、どのようなケアをしていますか? マッサージやストレッチなど、さまざまなケアがあると思いますが、私は「歩く」ようにしています。歩くことは、走ったあとの疲れを取るのにとても効果があるんです! そこで今回のテーマは、「RUN×ウォーキング」。実際、私が取り入れているウォーキング方法を紹介したいと思います!

マラソン大会に参加したあとは、積極的にウォーキングをやっています!マラソン大会に参加したあとは、積極的にウォーキングをやっています!☆動きながら固形物を食べる練習にも最適!

 ここで取り上げる「歩く」というのは、散歩ではなく、ウォーキングです。散歩よりもしっかりとした足取りで歩いてほしいので、汗をかいてもよい格好になり、歩きやすいランニングシューズに履き替えてもらったほうがいいと思います。ただ、わざわざランニングコースに行くほど大袈裟なことでもないので、私は住宅地の裏道など縫うようにウォーキングをしていますよ。

 まず、歩くときに大切なのは、時間を決めておくことです。普段走っているときは、「10キロなら1時間ちょっとかな?」「公園3周なら30分だな」というように、おおまかな時間が分かるのですが、ウォーキングの場合は意外と時間が読めません。赤信号で捕まったりすると、予定より大幅に遅くなったり早くなったりするので、私は1時間半を目安に歩くようにしています。歩くときにしっかりと腕を振って、リズムよく歩くと、思っている以上に汗が溢れ出てきますよ。ただ、段々とスピードが上がってくるので、つい走りたくなってしまうのですが、足の回転を抑えて「歩くこと」に集中してくださいね。

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