2018.10.10

知れば知るほど面白いパラバドミントン。
魅力は各クラスの工夫や戦術

  • 荒木美晴●取材・文 text by Araki Miharu
  • 植原義晴●写真 photo by Uehara Yoshiharu

 2020年東京パラリンピックから採用されるパラバドミントン。一般のバドミントンと同じで、パラバドミントンも特にアジア勢が強く、現在、インドネシアのジャカルタで開かれているアジアパラ競技大会では、まさに世界レベルの戦いが繰り広げられている。

今大会SS6クラス(低身長)で、唯一出場した畠山洋平選手 今回のジャカルタ大会は、世界の強豪である地元インドネシアをはじめ、同じくバドミントンが国技と言われるマレーシア、また普段の大会エントリー数が少ないものの強敵ひしめく中国も参加している。日本人選手にとっては、そのなかでどこまで実力を示せるか、自身の現在の立ち位置を確認するうえでも大事な位置づけとなっている。

 パラバドミントンは、大きく分けて車いす(WH1、WH2)と立位のカテゴリー(SL3、SL4、SU5、SS6)があり、障がいの程度にあわせて全部で6つのクラスに分かれている。基本ルールは一般と同じだが、車いすや下肢障がいSL3のシングルスは半面で行うなど独自の決まりがあり、それぞれのクラスで見どころがあるのもパラバドミントンの魅力だ。

 今回はそのなかで、東京パラでも実施される立位の男女混合ミックスダブルス(SL3、SL4、SU5)と低身長クラス(SS6)を紹介する。立位のミックスダブルスは、下肢障がいの「SL3」「SL4」、上肢障がいの「SU5」のなかで、クラスの数字を足した合計「8」以内の組み合わせとなる。