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フェンシング宮脇花綸×ガールズケイリン鈴木奈央 互いの競技の紹介では「動物園みたいに叫んでます」「魂が抜けそうなくらい走ってます」(笑) (3ページ目)

  • text by Sportiva

【誰も終わらない練習】

――それぞれの競技で、独特の練習はありますか。

宮脇 フェンシングには大きく3種類ありまして、ひとつ目は「ウエイトトレーニング」で、スクワットなどをやったりします。ふたつ目が「ファイティング」という実戦形式の練習で、選手同士で戦います。最後が「レッスン」と言って、ウェアを着たコーチに技を教えてもらいながら突かせてもらう。この三つがフェンシングの主な練習です。そのなかでもフェンシング独特というと「レッスン」の練習になります。コーチ自身も実際に剣を持って同じスピードで動かないといけないので、ある程度フェンシングができないといけない。ただコーチが突いてくることはないので、ボクシングでいうミット打ちに近いかもしれないですね。

鈴木 ひとりのコーチが何人かとやるんですか。

宮脇 そうです。だいたいひとり45分くらいで、コーチが「今日の午後は3人とやろう」と言ったら3人に45分ずつレッスンをつけるという感じです。

鈴木 コーチのほうが大変ですね(笑)。自転車競技ならではだと、バイク誘導ですかね。文字どおり、バイクの後ろに選手がついていく。バイクに乗っている人は、バイクについている鏡で選手を見ながら走るんですけど、ぴったりつき過ぎると空気抵抗がなくなって選手は楽に走れるんですよ。だからそうならないように、ちょうどいいスピードの加減が難しいと思います。バイク誘導をしてもらうと、自力では出せない速度が出るので、いい練習になります。私は時速78キロくらいですかね。

宮脇 すごく速いですね。

――自転車競技では過酷な練習だったとおっしゃっていましたが、フェンシングでも過酷なものはありますか。

宮脇 「ファイティング」で、例えば「100本取るまで帰れません」とか、そういう設定をされる時ですかね。普段は練習で60本くらいなのを、100本とかになって、かつ負けたら点数に入らないとか。そうなるともう誰も終わらない(笑)。

鈴木 どんな雰囲気になるんですか。

宮脇 選手の性格が出ますね。回数をこなす選手もいれば、1試合1試合集中してやる人もいます。私はひとつひとつ集中するほうですね。

剣とマスクでフェンシングの魅力を伝える宮脇と熱心に聞く鈴木 photo by Sunao Noto(a presto)剣とマスクでフェンシングの魅力を伝える宮脇と熱心に聞く鈴木 photo by Sunao Noto(a presto)この記事に関連する写真を見る

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